【5分ちょっとでわかる相続税シリーズ】(その12)親が相続対策をしない悲劇【動画】
【5分ちょっとでわかる相続税シリーズ】(その12)親が相続対策をしない悲劇
相続税について、何回かに分けてご案内しています。
参考となる資料は、以下をご確認ください。
親が相続対策をしない悲劇(PDF/2216KB)
親が相続対策をしない悲劇
1.相続対策何もしないとどうなる?
・賃貸アパート経営の場合
⇒築30年以上等で建て替えるとなると、立退きや高額な建築費用等、
エネルギーもお金もかかるが、親世代が何も対策をしないと…
・賃料が安く、管理もなおざりで、空室も放置状態のアパートが抱える招く悲劇とは・・
⇒相続税を安くする貸家の評価減、小規模宅地の評価減が空室部分に使えなくなる等、
子世代にとって、相続をしたくない「負の遺産」となってしまう
・地価が高い古いアパートの様々なリスク
・路線価が高い ・家賃が高い ・相続税が高い ・利回り低い
⇒持っていることがすごく大変・・しかし、高く売れない
・賃料相場が安い ⇒ 立ち退き交渉も難しい
・耐震補強していない ⇒ 大地震で倒壊の恐れ ⇒ 賠償請求も・・
・設備が古い ⇒ 火災等リスクが高くなる
・収益性悪い ⇒ 相続税の物納で引き取ってもらえなくなる
⇒結果、子世代の負担がどんどん大きくなる
【5分ちょっとでわかる相続税シリーズ】
(その4)相続対策~賃貸アパート経営~ も是非ご参照ください。
2.負の遺産とならないために親世代がすべきこととは?
・①物件を建て直す ②修繕して高付加価値に組み替える ③売却をする
⇒親世代が高齢者で今さら出来ないと何も対策をしないと、前述のような・・・
高く貸せない、高く売れない、なのに相続税評価が高い「古アパートの悲劇」となってしまう
・子世代は賃貸経営に慣れていない サラリーマンや専業主婦で経験がない
⇒その状態で重い資産を抱える ⇒ ポテンシャルの高い不動産を失いかねない
・子世代と協力し、不動産を活かすことに切り替える
・高付加価値の不動産を用意する
⇒ 家賃収入を確保し、借入金の返済ができる
⇒ きちんとメンテナンスを行い、管理のしやすい賃貸経営へ
・借金をしてアパート建築をすると、1億円→2,100万円まで評価が下がり、相続税が安くなる
・賃貸経営を兄弟で相続させると、相続後維持するのが大変になる
・親世代でしか出来ないこと:家賃収入を貯蓄、代償金対策で生命保険に加入する等
~親世代がもうひと踏ん張りして子世代のために対策を考えていきましょう。
~税理士法人スマートシンクでは、税金関連の様々な事例を扱っております。お困りの際は是非一度ご相談ください~
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